将来留学を検討している
若い医師は多いと思いますが
その留学するための資格に
IELTS が広く利用されています
International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)とは、
英語熟練度を測る英語検定の1つで、
ケンブリッジ大学英語検定機構、
ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、
IDP Educationによって協同で運営されている。
アカデミック・モジュール(Academic Module、大学や他の高等教育機関への出願のためのテストと
ジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)の2種類がある。
IELTSの満点は9.0点。
wikipediaより
留学のハードルは上がってきている
よく大先輩の留学体験記などで
コネクションから紹介してもらって
留学したという話はよく聞くと思いますが
近年は語学能力を重視される傾向にあり
定量的な試験の結果を提出することが
必須になることが少なくありません
アメリカ留学を検討されている方は
臨床で活躍するためには
USMLEを受験する必要がありますね
IELTSは世界的に認められた試験なので
自分の語学能力を示すために幅広く利用されています
IELTSとは
リスニング リーディング ライティング スピーキング
の4つの語学能力を評価するテストです
USMLEが医学的な知識を問うのに対して
IELTSは一般的な語学能力を問う試験です
医師の留学に必要とされているのは
アカデミック・モジュールです
間違って
ジェネラル・トレーニング・モジュール
を受験されないように注意してください
受験者のほとんどが使用する
一般的なテキストを載せておきますので
上記を間違えそうな方は
下のリンクから購入されてください
どうしても英文テキストに抵抗がある方は
下記のテキストもおすすめです
イギリス英語の試験なので
普段アメリカ英語に慣れている方は
少し違和感があるかもしれません
目標点数は?
9.0が満点となっていて
4つの語学能力が
すべてボーダーを超えている必要があります
留学の目的や場所によりますが
私の身近の例では
研究目的なら 6.5
臨床目的なら 7.0-7.5
以上を目安にされるとよいでしょう
使用できる国は?
基本的にはすべての国に対して
履歴書に書けると思います
イギリス圏への留学を目的とされた試験ですが、
アメリカへの留学でも研究が目的であれば
IELTSの点数が評価されます
日本では英語の試験といえば
TOEICが有名ですが
世界的に認知されていない日本人向けの試験なので
実は留学にはほとんど役に立ちません
IELTSまたはTOEFLが
英語の語学能力を評価する
世界基準になっていますので
IELTSは受験しておいて損はないと思います
まとめ
留学を検討されている方は
ぜひIELTSを受験されることをお勧めします
他にも私が現役医師や大学院生が、
本業以外で勉強することをお勧めすることをまとめた記事を
こちらに貼り付けていますのでご参照下さい
コメント