アプリやサービスなどで
有料のものと
無料のものが混在していると
とりあえず無料のものに手が伸びますよね
無料のサービスが
どのようにして利益を得ているのか
持続可能なサービスなのか
深掘りしたことはありますか?
実はこれは
自分が騙されないために
必要なことにもなります
医療従事者は世間のサービスのあり方に疎い傾向にあるため
このようなサービスの裏側にある利害関係を理解せずに
騙されやすいので気をつけましょう
私の知りうる実例を紹介しますので
ぜひ参考にされてください
無料アプリ
Appleなどの純正アプリは
端末の利用者を増やすことが目的なので
無料でも利害は一致しますが、
その他の無料アプリの背景にあるのは
主に広告ビジネスです
使用中に邪魔な広告が出る場合がありますが
無料である以上仕方ないことです
それ以外には期間や機能を限定して無料とし、
上記を超える仕様で有料化するものもあります
使用頻度が限られていて
邪魔な広告も我慢できる場合は無料でも良いでしょう
たまにブログやYoutubeで
有料版と無料版のあるアプリを紹介している場合は
有料版への誘導を促して広告料を受け取ることを目的とすることが多く、
よく注意した方が良いです
フィナンシャルプランナー
フィナンシャルプランナーが
無料で家計の見直しをしてくれるのサービスを
目にしたことはありませんか?
フィナンシャルプランナーは知識はあっても
権限のない資格です
他人の家計にアドバイスはできても
税理士と異なり直接確定申告を修正したりはできないので
収益性に乏しい資格になります
このサービスの背景にあるのは
保険の斡旋ビジネスです
家計の情報を聞き出した後は
その過程にあった保険を紹介されることが多いと思います
本当の意味で保険が必要であれば良心的なサービスですが、
あくまで家計を助けることを目的としているのではなく
最初から保険を勧める目的でサービスをしていることは
知っておいた方が良いでしょう
保険相談窓口
保険相談窓口は有名なものも数社あり
ほとんどの方が目にしたことがあると思います
さまざまな保険を扱っていて
相談者に最適な保険を紹介してもらえるサービスですが
これも窓口側の収益性を考えるとビジネスモデルが見えてきます
本当にお得で手数料が安いものと
そこそこの内容で広告料が高く取れるもの
どちらを勧めた方が収益性を上げられるでしょうか?
以前の記事で積立型の生命保険が不要であることを説明しましたが
上記を勧められた場合は
特にその真意を疑った方が良いと思います
まとめ
無料のサービスの裏側について
実例をご紹介しました
孫氏の言葉に
彼を知りて己をしれば、百戦して危うからず…
ということもあります
孫氏の兵法は現代でも勉強になることが多いですね
医師ならば自身の発表に
COIを開示する必要性を理解していると思います
利益相反が隠れている可能性は
一般社会においても注意深く観察しましょう
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