文献管理ツールの大御所といえば
Endonoteであったり、
大学でも勧められる
Mendeleyであったり
選択肢があります
私自身は
Mendeley、Paperpile、zotero
を使用した経験があるのですが
その中で使いやすかったのがPaperpileでした
Endonoteが一番有名でおそらく使いやすいのだと思いますが
あまりにも金額が高く
個人で支払って使用している人はまれだと思います
※科研費や組織からの支給で使用されているのでしょう
コスト
Paperpileはサブスクリプションなので
月々$2.99の支払いがあります
→$1あたり¥110で計算すると年間¥4,000弱
30日間の無料トライアルができるので
とりあえずダウンロードして使用感を確かめることができます
Mendeleyやzoteroは無料で使用できますが
クラウドストレージが2GB程度までとなっています
Endonoteは買いきりですが5万円程度であり、
学生割引で2万円程度
アップデートにはその都度2万円程度のコストがかかります
Endonoteも30日間の無料トライアルが使用できます
使用できるデバイス
Paperpileはデスクトップ(ノートPCを含む)、iPad、スマホで使用可能ですが
EPUBのようにサイズに合わせて文字列が変わるわけではないので
スマホでは画面が小さすぎて使いにくいのでお勧めしません
apple storeで検索すると
レビューがまだ少なく(2021/10/9現在)
まだまだマイナー感は否めません
iPadで使用できるという点が
私がPaperpileを強く勧める理由です
iPadで使用できることの重要性
最近は読書においてもよく言われていますが
論文を効率よく理解するためには
行動しながら読むことが大事です
iPad上で論文を表示し
apple pencilでマーキングしながら読書できることは
理解の質と速度を向上させるため
非常に有用であると思っています
PaperpileがiPadで使用できる点と比較すると
MendeleyとZoteroはiPadではアプリで使用できないので
私としては使いにくいシステムと判断しました
実はMendeleyは以前までiPadで使用できていました
もちろんそれまでは無料で拡張性が高いMendeleyを使用していましたが
この改悪により選択肢から消えました
無料であるということは
サービスを維持するためにコストを削減する必要があり
このような改悪は今後も十分にあると思います
私個人がPaperpileを進める理由
Paperpileは
Endonoteよりも維持費が安く
Mendeleyよりも使える機能が多く
Zoteroよりも直感的に使いやすい
というのが私の印象です
また、
Paperpileはアップデートして
ワードへの拡張機能を持たせたり
どんどん使いやすくなっているまだ伸びしろのあるツールです。
私個人にPaperpileとの利害関係はありませんが
Paperpileの利用者が増えれば
さらに利便性が向上することも期待できるという点で
Paperpileに期待しつつ
普及活動をしています
まとめ
Paperpileは私が最も勧める
文献管理ツールです。
興味を持っていただいた方は
無料トライアルを利用してみてください。
コメント