早いもので
2021年も終わろうとしています
今年はブログを開設し
情報をの発信を始めた
私にとって大きな分岐点となる
一年になりました
私の発信内容は
twitterで全てカバーしていますので
こちらもフォローしていただけると嬉しいです
これまでに
主にセカンドブログで
私が読んだ書籍について
情報発信してきましたら
2021年を通して
一番影響を受けた書籍を
この場でご紹介したいと思います
DIE WITH ZERO
ビル・パーキンス著の
こちらの書籍を選択させていただきました
Kindleを主に使用されている方は
こちらからどうぞ
あなたは一生懸命作っている貯金を いつどのように使うつもりですか?
この本では
お金は貯めるためにあるのではなく
使いためのものであるという
シンプルな考え方を紹介しています
人生を豊かにするものは
一生の中で経験する
“体験“であると説明し、
お金はその”体験”をするための
手段に過ぎないという考え方が
この本の真髄とも言えます
過去にこの書籍について
ブログでご紹介したことがあるので
こちらも見ていただけると
この書籍の魅力が伝わるかと思います
他のお金の本との違い
お金に関する書籍は
書店の一番目立つところに
並べられていて、
非常に人気があることがわかります
ほとんどの書籍は
節約のハウツー
投資による資産の増やし方
を題材にしたものばかりで
お金を使い方について
力らを入れて取り上げた本は
ほとんどありませんでした
“DIE WITH ZERO“
ではお金の使い方、
資産の出口に特化した書籍で
私たちに大事な知見を与えてくれます
お金の使い方は
企業と個人とで
全く考え方が異なると思いますが、
個人に関していうと
この本以外に必要ないと思います
本書が強調する”体験”について
一生の中で
どれだけたくさんの
思い出に残るようは体験をできるかが
人生を豊かにするものだと
本書では主張しています
その体験を
可能または不可能にする条件となるのが
お金
時間
健康
の3つです
この3つの条件は
人生のあらゆる過程で
大きく変化します
若くて仕事を始めたばかり
あるいは仕事が軌道に乗っていない頃は
お金が不足しがちです
仕事が軌道に乗ってきて
金銭的に余裕が出てくると
体験に費やすための
時間が不足しがちです
資産を形成して
仕事も第一線から退いて
自分の時間を大事にしようと思った頃には
健康上に問題が見つかっている場合があります
このようにそれぞれについて考えると
人生の限られた時期にしか
できない体験があることがわかります
特に健康の問題に関しては
体験のタイムリミットであり
身体能力が高い時期に
体験を犠牲にして
貯金や仕事にばかり力を注いでいると
年をとってから後悔するというのが
お金を使うこと真剣に考える
動機にさせてくれます
外科医のみなさんが意識してほしいこと
私たち外科医は
時間と健康を犠牲にして
仕事に集中することを
当たり前のように捉えている職種です
仕事そのものにやりがいがあり
仕事に体験があるという意見は
私も賛同することがあります
しかし、
家族との思い出や
大切な仲間と過ごす時間
大事にしている趣味など
本当は粗末にしたくない
体験があるのではないでしょうか?
ある程度金銭的な余裕が持てたら
時間と健康にも
気を配っていただきたいです
時間を節約するために
お金を使うこと
例えば時短になるサービスを
積極的に利用したり
交通手段や住居は
多少のコストがかかっても
目的の場所に一番楽で早く行けるものを
利用するようにしたり
工夫ができると思います
健康を大事にするために
健康ドックを受けたり
運動や食事に気を配ったり
定期的に歯科受診をしたり
意外とできることがあることに気づきます
早い時期から
健康に問題を抱えてしまうと
外科医としての寿命も短くなり、
引退後に楽しめる体験が
大きく制限を受けることになります
自分の体験と次世代の体験
体験を大事にするべきなのは
自分の人生だけではありません
子どもや孫など
次世代の人生を豊かにするために
この体験をどれだけさせてあげられるかも
非常に大事な問題だと思います
以前こちらのブログでも
そのことについて記事にしました
自分の資産を
相続するタイミングについても
書籍の中で紹介されていました
子どもたちは
親が死んで遺産が相続される頃には
既に65歳くらいになっていて
そんなに大金をもらっても
費やすことができる体験の選択肢が
それほど残っていない状態です
本当は
健康的でいろいろな体験の選択肢がある
もう少し若い時期に贈与された方が
お金は価値を生んでいた
ということは
資産を渡す側としては
考えさせられますよね
まとめ
私が2021年で
一番影響を受けた書籍をご紹介しました
おそらく多くの人が
お金の使い方について
この著者ほど真剣に考えたことは
なかったと思います
人生を豊かにするために
非常に重要な考え方なので
ぜひ参考にされてください。
この書籍は
Audibleでも聴くことができますので
書籍を読む時間がない方は
こちらもご利用ください
コメント