消費税は頑張る人を守る税金です

コラム

消費税は少ない方がいいですか?

公約で消費税について触れている政党もありましたが、
消費税が低いと税負担が少なくなるような印象があり
一見すると私たちの味方のように見えます

しかし、
必要がないものがこんなに社会にしっかり根付いているはずはなく
その必要性についてちゃんと私たちは知っておかなければなりません

今回は私たち医療従事者が絶対に知っておくべき
消費税の知識を簡潔にまとめました

衆議院選挙が終わって記憶に新しい時期に
この記事を書いています

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消費税の立ち位置について

国税や地方税における
消費税はどのような割合になるのでしょうか

令和元年の内訳を掲載します

ピンク色の部分は私たちの給料から引かれる
消費税住民税です

黄色の部分は消費税です

国税で言うと
30%が所得税、30%が消費税
地方税では
30%が地方税、10%が消費税

となっています

消費税はいずれにおいても
かなり重要な財源になっていることがわかります

財源の意味合いをすごく簡潔にすると

消費税:  国民全員から集める財源
所得税、地方税:  所得を得た人から集める財源

所得を得ると言うことは、
働いて収入を得たと言うことなので、
真面目に働けば働くほど
国に貢献していると言うことになりますね

医療従事者は尊いサラリーマン

医療従事者の皆さん
社会が求める大事な仕事を担っていて
収入も安定して高めですので
所得税や地方税を多く支払っている方が多い職種です

また、
個人事業をしている人は少数なので
ほとんどの皆さんはサラリーマンで
税金対策などはせずに
素直に税金を払っていると思います

一方で素直に税金を払っていない人
世間には多くいます

収入が少ない人、
生活支援で生活している人、
税金対策をしている自営業や個人事業主などです

税金対策の記事や情報商材を
目にすることはよくありませんか?

つまり、
所得税や住民税は公平に見えて
収めたくなければ収めなくて済むハウツーがある
不公平な税金でもあります

消費税が少なくなるとどうなるか

財源の表を見ていただいた通り
消費税はかなり大きな財源なので
ここを減らすためには
所得税、地方税に介入することは必然になります

つまり、
消費税の減税を望んでいるのは
所得税や地方税が増えても困らない人であり、
多くの医療従事者はそれに該当しません

政治への参加が変わってくる

消費税の減税や無くすことを訴えている人の
立場になって考えてみましょう

本当は所得税の支払いが少ない人は少数派のはずですが
このような情報発信をしている人は
人並みの仕事をしない人
税金対策のハウツーを得ている富豪や知識人です

もちろん税金の使い方に無駄があって
節約することが大事なのは当然ですが
あまりにも消費税の減税に偏った意見には
すこし疑問を抱くことが大事です

声の大きい人の意見が
自分にとっても本当によい政策なのか
しっかり勉強して吟味しましょう

まとめ

消費税の大切さと
それを軽視することの危険性について
簡潔にまとめました

声の大きな人の意見を
鵜呑みにすることはやめましょう

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