大学院生が本業以外に学ぶべきこと

学習

大学院は修士課程で2年博士課程で4年の期間があります
この期間で本業の研究に集中することはもちろんですが
この猶予とも取れる期間の間に
今後の人生を豊かにするための勉強をすることをお勧めします

では何を勉強するべきなのかというと
僕がやってて良かったと感じる内容は
以下の通りです

1.パソコンの勉強
2.動画編集の勉強
3.論文の収集、整理
4.お金の勉強
5.健康の勉強
6.英語の勉強
7.その他の資格など

今回は俯瞰的にその勉強がなぜ必要なのかを
説明していきます

それぞれの内容については
別のページを作成してリンクを貼りますので
そちらをご参照ください

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パソコンの勉強

パソコンはインターネットを使ったり
発表のためのスライドを作ったり
必要性は理解しているものの
十分に理解していないために
無駄な時間を使っていることはありませんか?

集めてきたデータを整理したり
欲しい情報へのアクセスを効率化したり
説明する動画編集や文献管理を行ったり
多様な使い方ができます

またWindowsMacの互換性でつまづいたり
ファイルを他者と共有する方法が分からなかったり
単純作業を繰り返して時間を使ったり
知識不足がストレスになることもありますよね

これらの解決方法は意外と簡単で、
インターネット上に誰かが情報を発信してくれているので
それを真似するだけでいいんです

ただ、検索の仕方や専門用語に困ることがあるため
やはり最低限の勉強は必要なのではないかと思います

余談ですが、
パソコンは大学院生在学中に購入することをお勧めします
学生割引で購入できることが多いからです

Macに関しては
学生教員価格は1割引なので
新作を購入する場合は使わない手はありません

少し古いものでも良いなら
整備済み商品を買うのも選択肢になります

Appleの公式ページを一番下までスクロールすると
以下のような画面から選択することができます

動画編集の勉強

外科系の発表では
手術動画がKeyとなることが多いです

動画編集は慣れていないと
非常にストレスの多い作業です

私の場合は結婚式や忘年会の余興などで
動画編集をする機会が多かったので
ある程度勉強する必要があり
それほどストレスに感じなくなりました

編集した手術動画が集まれば
データベースを作成して手術の学習や教育
有効なツールになると思います

以下のページもご参照ください

→動画編集は外科医の必須技能です!!

論文の収集、整理

論文をパソコンにダウンロードして
PDFとして管理している人は多いと思います

あるいは印刷したものを
そのまま持っている人もいるかもしれません

それぞれの利点をまとめると

PDF管理
・パソコン上にあるのでかさばらない
・いつでもコピーや共有できる
・論文の内容をコピー&ペーストできる

印刷
・書き込んで解釈するため理解が早い
・見直しできる
・人にプレゼンテーションしやすい

文献管理ツールを使用すれば
どちらの利点もありますし、
どちらよりも視認性がいいですし、
論文を作成する際のreferenceの出力まで簡単にできます

以下の記事もご参照ください

→文献管理ツールは便利です!!

お金の勉強

お金は生活の基盤となるため
必要じゃない人はいません

自身のライフスタイル(留学も含めて)や
家族のライフイベントなどによって
必要なお金の額は変化します

大学院生の間は臨床の時と比べて
人付き合いや急な出費が少ないため
お金の出入りが少なく管理がしやすい期間になります

将来的にお金で困ることがないように
少し勉強を始めてみませんか?

基本的なことですが
お金に関する5つの力というものがあります

1.お金を稼ぐ力
2.お金を貯める力
3.お金を増やす力
4.お金を守る力
5.お金を使う力

勉強をあまりしたことがない方は
おそらく1と2に偏っていることが多いと思います

ぜひこの機会に勉強してみてください

私はこちらの本で勉強しました

以下の記事も参考にしてみてください

→投資は必要なのか?
→保険は必要なのか?

貯金以外のお金の守り方を全く知らない
または理解していない人に説明したい人には
こちらの本が導入には非常に良いと思います。

健康の勉強

研修医、レジデントと
自分の健康を顧みず
がむしゃらになって仕事をしてきたという
若手の医師の方は少なくないと思います

その中でも外科系は常に上司の監視下にあり
結果を出すことに必死になることも多いですよね

しかし、
一人前になるまでには遠い道のりですし
いざ仕事を引退した時に体がボロボロだったら
残りの人生が辛いものになると思いませんか

仕事の手を抜くことを勧めるわけではありません

自分の健康管理とメンテナンス
生活の中に入れていくということです
人間ドックや歯科受診
背骨の矯正や体幹トレーニング
趣味でランニングなど
できることはたくさんあると思います

以下の記事も参考にしていただけると嬉しいです

→医師の立場で若い人の健康について思うこと

肥満体の外科医では格好が使いない
と言うのが私の個人的な意見ですが
食事に関する知識もこちらの本でしっかり学べます。

英語の勉強

留学を考えている方は
言わずもがなかと思います

何から始めていいかわからなければ
とりあえずTOEFLIELTSを受験することをお勧めします

あまり留学には詳しくないですが、
昔ほどコネで行けることは少なくなっており、
上記の試験の点数を基準とすることが多いと聞きます

→IELTSをご存知ですか?

その他の勉強

私の場合は
統計学の勉強で
統計検定、バイオインフォマティクス技術者認定試験を受けました

また、一般教養として
簿記3級の勉強をしました

この辺はそれぞれの興味によると思いますが、
やっていて無駄な勉強などないと思います

まとめ

大学院生は研究活動が本業で
そこに注力することは言うまでもありませんが
この猶予とも考えられる時間で
自分の長い人生を見据えた勉強を始めてみませんか?

臨床で時間に追われていた頃と違った
新たな視野を手に入れる絶好の機会と考えます

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