ビットコインを代表する暗号通貨ですが
価格変動が大きいため
投機目的の商品だと断定されがちです
実際にそのような要素もありますが、
それを生活のために必要とする人が
今後増えてくる可能性はご存知でしょうか
ビットコインが法定通貨となったニュース
エルサルバドルでは
ビットコインが法定通貨となりました
エルサルバドルでは
自国内の産業では国民の生活が維持できないため
他国に出稼ぎにいく労働者が多数います
そこで問題となるのが
海外送金にかかる手数料です
他国で稼いだお金を
自国の家族に送金する際に
非常に多額の手数料がかかってしまいます
また、
他国と自国で銀行を解説する必要がありますが
それができない人もいるので
そもそも送金が難しいという問題もあるようです
それらを解消することを目的として
エルサルバドル政府は
このような決断に至ったものと考えられます
海外送金を計算してみた
大雑把にですが
日本とアメリカの間で海外送金したときの
手数料について計算してみました
計算しやすいように
1ドル=100円として100万円送金すると仮定します
三井住友銀行では
・オンラインでの送金手数料が3,500円
・円→ドルの為替手数料が1ドル当たり1円
となっていますので
1,000,000 – 3,500 = 996,500 (円)
996,500 / 101 = 9,866.34 (ドル)
9,866.34 x 100 = 986,634 (円換算)
つまり手数料で13,366 円(約1.3%)かかったことになります
送金手数料は3,500と定額なので
送金する金額が少なければ少ないほど
手数料の割合は高くなります
※10万円なら約4.6%
一方ビットコインですが、
GMOコイン(取引所)の場合では
入金手数料は無料
ビットコインの購入にかかる費用は-0.01%(Maker) ~ 0.05%(Taker)
送金手数料は無料
つまりかかったコストは多くて500円(0.05%)とういことになります
※販売所で購入するとスプレッドのコストがかかります
このように暗号通貨は
送金手数料の点で有利な面が多く
特に送金に力を入れているリップル(XRP)などは
コストの面でもスピードの面でも有用です
自分に置き換えて考えてみる
送金手数料に有利という観点から
家族の誰かが海外で活動することになった時には
非常に重要性が高まることが考えられます
例えば
稼ぎ頭が海外に留学した時
子供が海外に長期滞在することになった時
そう考えると、
割と近い将来に起こり得ることかもしれません
まとめ
暗号通貨の海外送金における利点について
自分なりの見解をまとめました
取引を強く進めるつもりはありませんが
近い将来に必要となるかもしれないツールとして
知っておくべきだと思います
コメント